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ヒメハンゲが舎人公園で開花 [植物観察]

ヒメハンゲが舎人公園で開花

ヒメハンゲ(流通名):サトイモ科多年草。ウラシマソウ、マムシグサやカラスビシャク(ハンゲ)、オオハンゲの仲間。ハンゲ(半夏):カラスビャクシンの漢名で、球根を漢方薬に利用。

ヒメハンゲを図鑑でしらべても記述がなく、ウェブの検索で数件ヒットしますが、説明はほとんどありません。北足立市場から入手したもので、珍しいものではないと思われますが情報がほとんど無いのが現状です。ハンゲ属(Pinellia)の園芸種と推定されますが、ヒメとつくだけあって、球根は小さく、植物全体が小振りです。

入手した時には、地上部は枯死しており、小さい白っぽい球根(球茎)がたくさん着いていました。この3月、サトイモに似た葉と、紫色の仏炎苞(花茎は白色)が舎人公園野草見本園に生えてきました。仏炎苞に包まれた花軸に肉穂花序がつくられています。

栽培法は簡単な方で、植えっぱなしでもどんどん増えていきます。

ヒメハンゲ3.jpg

ヒメハンゲの生育状況:白い花茎は短く仏炎苞の下半分は白色。

ヒメハンゲ4.jpg

指の大きさから、仏炎苞や葉の大きさがわかる。肉穂花序が苞に包まれている。  


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