舎人公園のレーガン桜 [舎人公園での植物観察]
舎人公園のレーガン桜
明治の頃、五色桜の花見で有名であった、南足立郡江北村(足立区江北)荒川堤の里桜の苗木を、明治45年(大正元年・1912)、ワシントンのポトマック湖畔に東京市長が送った。その桜の苗木が成長して現在ではポトマック湖畔はワシントン桜として世界的な桜の名所として花見で賑わっています。その後、五色桜の本家の桜が伐採され衰退し、昔の面影がなくなりました。五色桜の復活を願う地元住民の働きにより、半世紀後の昭和56年(1986)、ついに五色桜の里帰りが実現したのです。昭和57年この里帰りの桜(ソメイヨシノ)が舎人公園に植えられました。日本との友好の桜に深い係わりのあるレーガン大統領夫人に因んで、都知事によって“レーガン桜”と命名されました。
現在、例年より遅い満開です。
満開のレーガン桜(舎人公園サービスセンター脇)。
懐かしい写真です。写真をクリックし、大きくして見てください。
レーガン桜記念碑と解説より。
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