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色々な草笛を作ろう [趣味]

                 色々な草笛を作ろう

昔、草笛で遊んだことを思い出し、最近、再現してみました。簡単に草笛づくりができました。身近な野草を使って、皆さんも草笛を作ってみましよう。

カラスノエンドウの笛.jpg

カラスノエンドウの莢笛 カラスノエンドウのふくらんだ緑色の莢を選びます。莢の付け根側を写真2のように指の爪で切断します。写真3のように切り開き、豆と白いカスをきれいに爪で取り除きます。写真5が完成品で、上の尖った方を口にくわえ吹きます。先端を少し裂くと鳴りやすいかも。

イタドリの笛.jpg  

イタドリの笛 イタドリ(アシ、オギ)など筒状の茎間を数センチメートルに切断する。節間の穴がふさがっていると、楊枝などで穴を広げる。片方の切断面を斜切する(吹き口)。写真4、9のように、吹き口の上の半分より上(上から三分の一位)に刃物で切り込みを行う。ススキ、ササ、シラカシやカナメモチ(新芽)の葉(リード)を切り込みに挿入する。葉を切断面に合うように切る。これで、完成。切り口を口にくわえ息を吹くとリードが振動して音が出ます。

巻葉笛.jpg  

葉巻笛 マサキ、シラカシ、カナメモチ(新芽)など比較的硬めの葉を選びます。葉の先を少し折り、くるくると巻きます。吹く方を指でつぶして完成です。つぶした部分を口にくわえ吹けば振動して音が出ます。

葉笛.jpg  

葉笛 比較的柔らかい(耳たぶの感触)写真のような形の葉を選びます。葉の表の半分(中肋を境に)を下唇に両手であて、口をつむいだ状態で息を強く吹きます。葉の種類によって色々な音色がでます。

タンポポ笛ok.jpg  

タンポポの笛 開花中、開花後のタンポポの茎を適当に手で切断し、写真のように作ります。切断面の片方を指で強くつぶしこれで完成。つぶした方を口にくわえ吹きます。つぶしたところが少し裂けた方が鳴りやすいかも。タンポポの筒の長さで、高低音がでます。

ムギストローの笛.jpg 

 麦ストローの笛 大麦や小麦の出穂後、黄色く熟れたころの茎(ストロー)を使います。

1:写真のように片方に節を残し、もう一方の切口(吹き口)から節までストローに一本の切れ目を入れます。吹き口を口にくわえ吹きます。切れ目が振動して高い音色が聞けます。鳴らない時は、ストローを適当につまみながら吹くと鳴ります。未熟なストローでは鳴りにくいです。

2:写真右端のように節の無いストローを指で切って作ります。片方の切口を指で強くつぶし、この部分を口にくわえて強く吹きます。タンポポの笛と同じ要領です。鳴らないときは、切り口を再度繰り返して指でつぶしてみてください。

スズメテッポウの笛.jpg  

スズメノテッポウの笛 黄色く色づいた穂を手で抜き取ります。簡単に抜けます。穂を抜いた茎(葉鞘)には節を下に一個つけておきます。図のように吹くと葉鞘の縦の切れ目が振動してなります。葉(止葉)ごと口にくわえる。鳴る原理は、麦ストロー笛の1と同じです。

 

  


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