舎人公園にアヅチグモが出現 [舎人公園の昆虫]
舎人公園にアヅチグモが出現
舎人公園で初めてアヅチグモが見つかりました。体長数mmで小さく、黄色で角ばった蟹形のくもです。
ご参考までに、体長は胴体(頭胸部と腹部)の長さで脚部を除き、全長は脚部を含みます。
アヅチグモ(安土蜘蛛):カニグモ科アヅチグモ属。似たものにガザミグモ、ハナグモがあります。体長は♀7mm前後、♂は3mm前後と小さい。葉や花の上でチョウやハチなど自分より大きい昆虫を捕食します。都市部では珍しいようです。肌色は黄色~白と擬態を示します。日本には900種類以上のクモがいて、半数近くは網を張らないで徘徊して獲物を捕食していると言われています。
コガネグモ(黄金蜘蛛):コガネグモ科コガネグモ属。♀は体長2cmとクモとしては大型で、♂は♀の5分の1位。巣(網)の上に白くて太いジグザク模様(隠れ帯、白帯)をつける。舎人公園野草園で毎年出会います。
ナガコガネグモ(長黄金蜘蛛):コガネグモ科コガネグモ属。♀は体長2~2.5cmとクモとしては大型で、♂は8~12mmくらい。巣はコガネグモ同様縦にジグザク模様(隠れ帯、白帯)をつける。舎人公園野草園で毎年出会います。
ジョロウグモ(女郎蜘蛛):アシナガグモ科ジョロウグモ属。♀は体長1.7~3cm位でクモとしては大型、♂は6~13mm。♀の腹部には黄色と緑青色の横縞模様があり、腹部下方には鮮紅色の紋がある。今年は野草園で亜成体を見つけました。
写真はクリックすると拡大できます。
アヅチグモ♀ボランティア本多さん発見、撮影は鳩ヶ谷の新井さん。
コガネグモ♀舎人公園野草園で見られます。
ナガコガネグモ♀、舎人公園野草園で多く見られます。
ナガコガネグモ♀、アブラゼミを捕食中。
ジョロウグモ♀、舎人公園野草園で撮影
ジョロウグモ亜成体、舎人公園野草園で撮影
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