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国立科学博物館付属自然教育園の目に着いた野草 [植物観察]

この5月下旬自然教育園に野草見物に行ってきました。ここでは春夏秋冬色々珍しい野草が見られます。今回目に留まった野草の一部を紹介させて頂きました。

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イヌショウマ:キンポウゲ科多年草。日本固有種、8~9月白い穂状花序を着ける。

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イカリソウ:メギ科多年草。春咲く赤紫の花が錨に似ている。

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アオイスミレ:スミレ科多年草。日本固有種で葉の形は葵(フタバアオイ)に似ている。3~4月白紫の花を着ける。

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マツカゼソウ:ミカン科多年草。8~10月白い多数の花が咲く。

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シロヨメナ:キク科多年草。シオン属でノコンギクの亜種。カントウヨメナなどはヨメナ属。8~11月白い花を咲かせる。

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カンアオイ:ウマノスズクサ科多年草。ギフチョウの食草で冬でも枯れないので寒葵。日本固有種で秋開花。

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ムサシアブミ:サトイモ科多年草。春、仏炎苞に包まれた肉穂花序を着ける。マムシグサやウラシマソウに似ている。

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オオバギボウシ:クサスギカズラ科(旧ユリ科)の多年草。若葉はウルイと呼ばれ山菜として賞味される。毒草のコバイケソウと間違えやすい。ギボウシやコバギボウシの仲間。6~8月、白または紫色のロート型の花が咲く。

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ハグロソウ:キツネノマゴ科多年草。日本固有種で半日蔭で生育する。9~10月淡紫色の花を咲かせる。姿はキツネノマゴに似ている。葉が黒ずんだ色なのでハグロソウとか。

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モミジガサ:キク科多年草。葉が開く前は傘のように折りたたまれていて、葉が開くと葉はモミジに似ている。花は8~9月茎の先に円錐花序状の白紫色の頭花を着ける。未展開の葉は山菜になる。

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ヤブレガサ:キク科多年草。根出葉が一枚では花茎が出ない。若い葉の様子が破れ傘に似ている。7~8月白く開花するが、今回は既に開花していた(写真左側)。


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