舎人公園野草園の真冬に咲くスノードロップとロウバイ [植物観察]
真冬に咲く花は少ないのですが、舎人公園野草園に咲いている美しい花、表題の二点を紹介させていただきます。スノードロップはヒガンバナ科で、学名のGalanthus(ガランツス)のガラ(乳)とアンサス(花)の合成語で乳白色の花という意味で、英名はスノー(雪)ドロップ(しずく)、和名は待雪草です。積雪のある時の花はあたかも雪のしずくの様に映ります。
ロウバイはロウバイ科の落葉低木で、漢字では蝋梅と書くのでバラ科の間違えることも?花びらに艶があり、まるで蝋細工のような花です。花や蕾の蝋梅油を薬として使用するようです。よく見られる素心蝋梅(ソシンロウバイ)は花の内側が茶色に着色しなくて花被片全体が黄色っぽくなります。舎人公園野草園の蝋梅は来園者の方の寄贈で3年目にやっと花が咲きました。舎人公園で唯一のもので貴重です。
スノードロップ:下向きに咲きます。現在20個体咲いています。
昨年のスノードロップ。
2008年に本ブログに投稿した写真です。まるで雪のしずくの様に咲いています。
蝋梅の蕾:まだ木が小さく将来が楽しみです。
蝋梅の花:この花も下向きに咲きます。冬目立つ花です。間もなく舎人公園のサンシュユが咲きます。
コメント 0