舎人公園野草園にムクロジが初めて結実 [野草園だより]
舎人公園野草園に今年初めてムクロジ結実しました。実生で約13年経過して初めて一気に沢山実がつきました。今年は高温が続いたためでしょうか。
ムクロジ(無患子) : 学名Sapindus mukorossi Gaertn(1788)、ムクロジ科ムクロジ属の落葉高木。英語でsoap nut tree(Chinese soapberry、Indian soapberry)といって果実(果皮)はサポニンを多く含み石けん代わりになります。サイカチやエゴの実なども石けん代わりになります。種子は羽根付きの羽の玉や数珠に使われます。
ムクロジは約230年前に学名がつけられ、和名は学名にちなんでムクロジとなっています。6月頃開花し、果実は10-11月に黄褐色に熟します。
果実は女性の避妊具として利用されたとか。
ムクロジの花
ムクロジの果実と種子、種子は羽子板の羽の玉利用
羽子板の羽
ムクロジの人形
ムクロジの色々、動物の何かににています
舎人公園野草園の皇帝ダリア・2022 [舎人公園の皇帝ダリア]
舎人公園野草園の皇帝ダリア
皇帝ダリアは、正式の名はコサチダリア(木立ダリア)、ツリ-ダリアともいい、英語のDahlia inperialsに由来します。
キク科ダリア属の多年草(霜で地上部は枯れ、塊根で越冬)。東京の開花は11月上~中旬。短日性で近くに街灯など光が当たると花芽を付けない。草丈は2~5m。原産地はメキシコ~中米。日本には、1841年に{百科培養集}に最初の記載があるという。
増やし方:茎は竹のように中空で節があり、直径3~6cm。冬、葉が枯死してから、節を2箇残して切断し、切断面が乾いたらバケツなど容器に赤玉土(小粒)を敷き、その茎を横又は縦に並べ、その上に赤玉土をつめる。数回繰り返せば20本位の挿し穂ができます。湿らせた赤玉土を乾かさないように蓋をして、屋外で保管します。春3~5月発根・発芽した挿し芽を移植します。挿し穂を希望の方は申し出ください。
舎人公園の皇帝ダリアは15年くらい前に初めて現在の一重と八重咲きの皇帝ダリアを1本ずつ植えました。上記の方法で増やし現在に至ります。本数は約90本と都内有数の群落を形成しております。
舎人公園野草園の皇帝ダリアの記事は多数回投稿しました。
皇帝ダリアの開花風景(全体ではありません)全体の本数は今年が最高で90本くらいです。
皇帝ダリアの開花(ここの茎は満開です)。
皇帝ダリアの開花初期、拡大写真
皇帝ガリアの開花風景、一株(茎一個)に多いときは100個くらい着花します。
皇帝ダリの新品種、ガッツアリア(新世紀)、小型の皇帝ダリアです。
舎人公園 [趣味]
舎人公園野草園の皇帝ダリア
皇帝ダリアは、正式の名はコサチダリア(木立ダリア)、ツリ-ダリアともいい、英語のDahlia inperialsに由来します。
キク科ダリア属の多年草(霜で地上部は枯れ、塊根で越冬)。東京の開花は11月上~中旬。短日性で近くに街灯など光が当たると花芽を付けない。草丈は2~5m。原産地はメキシコ~中米。日本には、1841年に{百科培養集}に最初の記載があるという。
増やし方:茎は竹のように中空で節があり、直径3~6cm。冬、葉が枯死してから、節を2箇残して切断し、切断面が乾いたらバケツなど容器に赤玉土(小粒)を敷き、その茎を横又は縦に並べ、その上に赤玉土をつめる。数回繰り返せば20本位の挿し穂ができます。湿らせた赤玉土を乾かさないように蓋をして、屋外で保管します。春3~5月発根・発芽した挿し芽を移植します。挿し穂を希望の方は申し出ください。
舎人公園の皇帝ダリアは15年くらい前に初めて現在の一重と八重咲きの皇帝ダリアを1本ずつ植えました。上記の方法で増やし現在に至ります。本数は約90本と都内有数の群落を形成しております。
舎人公園野草園の皇帝ダリアの記事は多数回投稿しました。
舎人公園野草園のレンゲショウマ [野草栽培]
リュウゼツランの開花 [植物観察]
今回は、舎人公園野草園から外の風景を紹介させていただきました。リュウゼツランの開花です。100年に一回開花し、その後枯死すると言われています。このあたりの情報を深堀してみました。
リュウゼツラン「竜舌蘭」
別名Agave、アガヴェ、アガベ、Century plant」
リュウゼツラン科(キジカクシ科)リュウゼツラン属多年草
Century plantと言われているように、100年に一回咲くと言われていますが、日本では30―50年に一度開花するようです。開花、結実後に時間が経過すると枯死します。一回結実性です。珍しい例として、1年目に発芽し、2年目で生長し、3年目で開花して枯死するムラサキケマンなどがあります。基本的には多年生植物は開花しても枯死しないのは生長点が残るからです。リュウゼツランは頂芽が花に変わって無くなっているので生長点が残らないので枯死します。
開花結実したリュウゼツランには株本から脇芽(子株)が生え次世帯に受け継がれますので全体が枯れることにはなりません。また、種子、花茎の球芽からでも繁殖します。
中央区立築地川銀座公園にあるリュウゼツランは「アガベ・ベネズエラ」と言い、リュウゼツラン科のアガベ属でリュウゼツランの仲間で、令和4年3月15日現在、アガベ・ベネズエラは花柱が4メートル近くあり、花壇に植えている6本中の2本が“開花”したそうです。
文参考:東京都中央区役所 写真の提供:都内在住のs.sさん
リュウゼツランの基部から花柱を伸ばして開花した様子、花柱の高さは7m位。
花柱の中ほど、沢山の大きな花が咲いています。
花柱下部の拡大写真です。
先端ブブの様子。ピンボケ。