ドングリゴマの簡易な作り方

ドングリ拾いの季節になりました。舎人公園には、アラカシ、シラカシ、ウバメガシ、コナラ、クヌギ、マテバシイ、スダジイの7種類のドングリの木があります。これらのうち、ドングリゴマに適するのは、マテバシイとクヌギです。

ドングリゴマを簡易に作成するポイント 落下間もないドングリを使うことです。落下後時間が経過すると、ドングリが乾燥し作りづらくなります。ポイント ドングリ基部の殻とう(帽子)が脱落した丸く白っぽい部分が円に近いほどよく回ります。ポイント クヌギは、先端部分がやや尖ったものを選ぶ。マテバシイは太くて大きい方が良い。ポイント コマの心棒になる爪楊枝は、基部三分の一程度のところで指で折る(写真参照)。ポイント 円の中心にキリで穴をあけ(写真参照)、切断した爪楊枝を垂直に挿入する。乾燥していないドングリは簡単に挿入できます。下に工程の写真をお見せします。

なお、時間が経過してドングリが乾くと心棒がぐらづいてくるので、木工用ボンドで固定する。

舎人公園で拾ったドングリ:左クヌギ、右マテバシイ。

キリで穴をあけたドングリ。

切断した爪楊枝を穴のあいたドングリに挿入。

出来上がったドングリゴマ。心棒は短い方がよく回ります。

色づけするのも楽しい。回るときれい。