舎人公園のシモバシラの芸術的な霜柱

昨日からの冷え込みで、野草のシモバシラに芸術的な霜柱が形成されました。舎人公園のシモバシラの霜柱の記事は、本ブログで数回紹介させていただきましたが、今回の霜柱が最高傑作です。シモバシラの霜柱が生成されるメカニズムは既に本ブログで取り上げましたが次のとおりです。野草のシモバシラ(シソ科)は、冬地上部が枯死するが、根は生きており、根で吸い上げた水分が枯死した茎を毛細管現象で上昇し、冷却されて氷結します。このことを繰り返して氷結が発達し、綿菓子状の氷結(霜柱)が完成します。

舎人公園のシモバシラの霜柱は午前10時半ころまで観察できます。

以下写真を掲げました。クリックして拡大写真を見て下さい。

野草のシモバシラ(開花期)。

12月17日の写真。

12月18日の写真:色々な姿がおもしろい。

茎を切断しない自然な状態での霜柱。