今年も見事にコンニャクの花が舎人公園野草園に開花しました。見に来てください。あまり長く開花していません。

コンニャクはサトイモ科で、現在野草園に開花、生育しているウラシマソウやマムシグサ(アオマムシグサ)と同じ仲間で類似の花を咲かせます。ミズバショウも同じ仲間です。

コンニャクは春、種芋を植えると秋に生子ができ、これを収穫して次の春に植え付けたものを一年生、これを秋に収穫したものが二年生、さらに次の春に植えて秋収穫したものを三年生と呼ばれます。三年生では直径30cmに達し出荷に適しています。4年以上の芋では開花するので開花前に出荷されます。

本ブログでの舎人公園野草園のコンニャクの記事は過去数回あり、2012年5月11日及び2018年5月2日投稿の舎人公園でのコンニャクの花の記事をご参照下さい。


コンニャクがタケノコのように4月生えてきました。


コンニャクが開花しました。4月下旬。悪臭を放出しているのでキンバエやギンバエ等が集まってきます。丈は1m位です。


コンニャクの花のつくり。


コンニャクの雄花と雌花。雌花は雄花の下に位置し、雌性先熟のため自家受粉はしません。したがって舎人公園のコンニャクに果実は見たことがありません。果実は赤い粒粒です。

写真の一部は過去のものを使用しました。