目黒洋子さんの日本画セレクション(1)

 舎人(とねり)公園ボランティア会員の目黒(めぐろ)洋子(ようこ)さんは、20年以上にわたり日本画を描き続けておられ、沢山の作品をお持ちですが、植物に関するものに絞り紹介させていただくことになりました。これらの作品は(いわ)絵具(えのぐ)(にかわ)(えき)でペースト状にして描かれたものだそうです。ここに掲載させていただいた写真は、実物に比べてピントが甘いなど出来が良くないので申し訳ありません。#59123;

にわか勉強 : 絵の具は、顔料からできた粒で、土や岩石からできている顔料と植物からできている顔料の2種類があるそうです。洋画に使う顔料は岩石顔料がほとんどで、日本画に使う顔料は岩石と植物の2種類のようです。顔料だけでは紙になじまず紙から落ちてしまうため、顔料と何かを混ぜる必要があるのですね。たとえば、油絵具なら顔料の粒と紙やキャンバスを接着させているのは油(オイル)であり、日本画の岩絵具では膠だそうです。

               椿(色紙)

     枇杷(びわ)と蟷螂(かまきり)

      10F(530x455mm)

私の秋:10F(530x455mm)

     小春日 10P(530x409mm)

        風の行方・秋炎:20P(727X530mm)

      弥生:10F(530x455mm)

     好きな秋の風景(不定形:40.5X71mm)