エスプレッソ(コーヒー)を楽しむ 

 コーヒー店で飲んだエスプレッソが美味しかったので、我が家でもと思いエスプレッソ、ドリップ、カプチーノ兼用のマシンを購入しました。美味しいエスプレッソをつくるため、少し勉強しました。

エスプレッソ:深煎豆をエスプレッソ用に挽き(細粒)、圧力をかけて短時間に抽出した(3040ml)濃いコーヒー。

 エスプレッソが旨いのは、深煎りと短時間の抽出でカフェインを排除するからのようです。家で、何回か試みましたが、思うようなクレマ(気泡)に満ちたエスプレッソが出来ません。エスプレッソ特有のクレマが薄いのです。色々な情報を集め試行錯誤の末、やっと厚いクレマの層(厚さ2~3mm)ができるようになりました。そのポイントは、フィルダーに詰めるコーヒーの密度が弱すぎないこと、抽出時間は20秒くらいで30~40ml抽出すること、デミタス(小型で肉厚のカップ)は加熱しておくことでした。抽出時、クレマを多く含むどろどろした状態から、クレマが少なくなった状態に変化したら、抽出を止めるのがコツかも。簡単で失敗しない作り方は、市販のカフェ・ポッド(一人分の袋詰)を利用するといいのですが割高です。安くあげるには、コーヒーショップで粉をエスプレッソ用(微細)に挽いていただくか、自宅のミルで細かく挽いて使うと安上がりです。抽出する前にカップにシロップか砂糖を少し入れておくのもよいです。

マシンの蒸気排出口で牛乳を泡立たせ(スチームミルク)、これを好みに応じてエスプレッソに注いでカフェ・ラテやカプチーノも簡単に出来上がりました。

多機能を備えたコーヒーメーカー。

クレマができたエスプレッソ:左のカップ内の青い目盛線が40㏄。