月一回の読売文化センター野外講座”花と緑をもっと知ろう”が2月上旬都立薬用植物園で開かれました。目についた幾つかの植物を紹介させていただきました。印象が強かったものに、タラヨウの葉の裏に書かれた東日本大震災を激励する文字、冬でも枯れ葉が落ちないヤマコウバシ(落ちないことから受験のお守りにされる)があります。

タラヨウ:モチノキ科モチノキ属。葉の裏に字が書けるので、ハガキの木とも。東日本大震災ガンバレ、負けるなと書いてあります。戦国時代に伝達手段に使用されたようです。

ヤマコウバシ:クスノキ科クロモジ属。冬枯れた葉が落ちないで残るので受験生のお守りとして利用されています。

ケシ:美しいケシの花に興味のある方は5月に当園で見れます。厳重に管理されています。写真の植物はケシの幼植物。

アネモネ:開花直前でした。

ザゼンソウ:開花まであと少しでした。残念!

セイヨウクモマグサ:赤と白の花がきれいに咲いていました。

セツブンソウ:まさに、節分の頃に開花していました。花は美しいです。

観察会の風景:右端の男性は綿引講師。