舎人公園の野草見本園にコンニャクの花が間もなく咲きます。昨年も咲いたのですが、今年の花は見事なものとなりそうです。

昨年、赤ん坊の頭ほどの四年物と三年物のコンニャク玉を植えました。四年物は開花しました(写真2)が、植え付けが遅かったせいか不完全な花となりました(開花した四年物のコンニャクは枯死したようです)。三年物のコンニャクは開花しないで生育し続け、晩秋になってもそのまま堀り上げないで越冬させたところ、この4月末に筍状の花芽が伸びてきました(写真3)。この花芽(蕾)が間もなく 開花します。コンニャクの花は開花前に収穫するので、産地でもなかなか見られないようです。コンニャクの花はお世辞にも美しいとは思えませんが普段あまり目にしないので興味深いと思います。香りは臭いとされています。

写真1: 昨年植えたコンニャク芋(クリックして拡大して見て下さい)

写真2:昨年舎人公園で咲いたコンニャクの花(不完全開花)

写真3:間もなく開花するコンニャクの花芽(細長く伸びた筍状のもの)

2012年5月2日撮影(携帯電話で)、周囲に群生しているのはニホンハッカ