今朝の冷え込みで、いつもより早く、シソ科植物シモバシラに芸術的な霜柱が開花しました。霜柱が出来る仕組みは既に本ブログで取り上げていますので、詳しいことは参照してください。シソ科のシモバシラは宿根草で、冬には地上部は枯死しますが、根は生きています。枯れた茎の隙間(毛管)を毛管現象で根の水分が地上部に移行し、冷却されて氷が連続して出来るので、芸術的に仕上がります。綿菓子を思い浮かべます。

写真をクリックして拡大するとその美しさが良く分かると思います。

    2012年12月10日朝9時40分のシモバシラの霜柱(撮影ツムラ)