暫らくぶりの投稿です。

2月に観察された主な野草等を紹介させて頂きました。一部路上の野草も含みます。本野草園には年間600種以上が生育しています。これらの野草等の紹介は、ホームペ-ジ ”舎人公園野草園” で検索して頂くと、科別、種別(五十音別)に調べることが出来ます。内容は豊富です。


ユキワリソウ(雪割草):キンポウゲ科ミスミソウ属、2-4月開花。


ヒメリュウキンカ(姫立金花):キンポウゲ科キンポウゲ属、3-4月開花。群生すると目立つ花です。


セツブンソウ(節分草):キンポウゲ科セツブンソウ属、2-3月開花。


フクジュソウ(福寿草):キンポウゲ科フクジュソウ属、2-4月開花。


オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢):オオバコ科クワガタソウ属、1-5月開花。


ホトケノザ(仏の座):シソ科オドリコソウ属、3-5月開花。


ヒメオドリコソウ(姫踊子草):シソ科オドリコソウ属、3-6月開花。


オドリコソウ(踊子草):シソ科オドリコソウ属、4-6月開花。普通目にすることはありません。ヒメオドリコソウより開花が遅く、花は大きく綺麗です。


コバンソウ(小判草):イネ科コバンソウ属、5-6月開花。なぜか2月-3月に一部開花しているようです。果実は小判を連想します。


ミチタネツケバナ(道種漬花):アブラナ科タネツケバナ属、在来のタネツケバナは湿地を好み、本種は道端で蔓延っている外来種です。果実が直立しているのでタネツケバナと区別できます。


オランダミミナグサ(和蘭耳菜草):ナデシコ科ミミナグサ属。3-5月開花。道端に生えていました。


ノボロギク(野襤褸菊):キク科キオン属、5-8月開花も東京では年中咲いています。


スノ-ドロップ:ヒガンバナ科ガランサス属、2-3月開花。雪の上に咲いた花は風情があります。


カタクリ(片栗):ユリ科カタクリ属、自家不和合性、2-3月開花。通常葉が二枚出ないと開花しません。片栗粉。


バイモ(貝母):編笠百合、ユリ科バイモ属、貝母は生薬。3-4月開花。


フキ(蕗):キク科フキ属、写真は蕗の薹、3-4月開花。食用に。


レンゲソウ(紫雲英、ゲンゲ):マメ科ゲンゲ属、4-5月開花。昔は水田の緑肥として利用していた。 根に根粒菌が着生し、空中の窒素を固定するので土壌の窒素の略奪が少い。

クロッカス:アヤメ科サフラン属、2-3月開花。園芸種が多い。野生種もある。


クリスマスローズ:キンポウゲ科クリスマスローズ属、2-3月開花。


ロウバイ(蝋梅):ロウバイ科ロウバイ属、1-3月開花。野草ではなく花木です。栽培品種にソシンロウバイ。