舎人公園で観察したシモバシラの霜柱
今朝この冬一番の冷え込みがあったので、舎人公園におもむきシモバシラ(シソ科の野草)の観察に出かけた。ひょっとしたら、シモバシラに霜柱が出来ているのではと半信半疑ではあったが、見事氷の芸術が完成しておりびっくり。二枚目の写真のように、一瞬綿菓子を思わせる天然の芸術品。今後何回見れるか分からないが観察を続けよう(茎の組織が結氷により破壊され氷の芸術は見られなくなる)。
シソ科のシモバシラは、冬地上部は枯れ、枯れた茎の維管束が地中の水分を毛管現象により取り込み、その水分が茎の外に滲み出た時氷の結晶となるもので、条件により色々の形が出来るようです。
シモバシラ以外でも霜柱が出来る植物は沢山あるようです。


シモバシラ(シソ科シモバシラ属、多年草)の花:秋開花(舎人公園)


         シモバシラに咲いた霜柱の芸術の華:綿菓子を思わせる
         2007・12・27午前10時半撮影(舎人公園)


               普通の霜柱:どこでも見られる
              2007・12・27午前10時半撮影(舎人公園)