月一回の読売文化センター野外講座”花と緑をもっと知ろう”が表記熱帯植物館で開催されました。熱帯植物館は温室なので、さぞ暑いだろうと思ったのですが、中は29℃で湿度も60%と外気温より快適でした。

普段目にすることの少ない熱帯~亜熱帯植物が豊富で、ゾウタケ、オオギバショウ、オヒルギ、ヘゴ、レッドジンジャー、ヒスイカズラ、そのほか小笠原の植物など多種多様でした。パパイヤが沢山成っていました。ランや食虫植物も豊富でした。セントポーリアが石垣に自然に近い条件で植えつけられていました。目に留まったいくつかの植物を紹介させて戴きました。

100年に一回咲き、枯死すると言われるアオノリュゼツランの説明風景

ヘリコニア・ロストラータ:バショウ科、赤・黄・緑に彩られた苞が大変美しいです。

ディコリサンドラ:ツユクサ科、巨大なヤブミョウガといった感じ。

サガリバナ:サガリバナ科、花は夜開いて朝には落ちるそうですが昼間でも残っていました。写した写真より、掲示されていた写真が見事でしたの拝借しました。

オオオニバス:スイレン科、直径3mにもなる大きな丸い葉。子供が乗れるとか。

オニバス:スイレン科、植物全体が鋭い棘から鬼の名が。葉は直径30~200cm。絶滅危惧種に指定されています。よく見ると開花しています。開花は珍しいそうです。拡大して見て下さい。

オキナワスズメウリ:ウリ科、珍しくもないのですが綺麗でした。

クズ:マメ科、帰る途中綺麗だったので写しました。