先日神代植物園で、植物観察会が開かれました。目に留まった植物を紹介させていただきました。前回も見られましたが、今回もマヤランの開花に出会いました。珍しい花なので、ラッキイでした。

赤紫色のパンパースグラスの観察風景

お馴染みのパンパースグラス(巨大です)

 

イチゴノキ:ツツジ科の常緑低木。果実は食用になるが、美味しくない。

イヌビワ:クワ科落葉小高木。イチジクみたいに食べられる。

オニドコロ:ヤマノイモ科の多年草。正月には橙、昆布、串柿と共に飾って長寿を祝った。

シキミ:シキミ科常緑高木。昔から墓地、寺院に植え供えた。有毒。

スズメウリ:ウリ科一年草。実がカラスウリより小さいからスズメウリ。オキナワスズメウリの果実は綺麗。

タヌキマメ:マメ科一年草。毛で覆われている様を狸に見立てた。薬用植物。

ダンドボロギク:キク科一年草。名の由来は愛知県段戸山で発見されたことによる(1933年)。

ノシラン:ユリ科多年草。花の姿、葉脈が熨斗に似ているとか。

マルバフジバカマ:キク科多年草。色々な昆虫を花蜜が誘引する。

マヤラン:ラン科の多年草。名は最初の発見地神戸市摩耶山に因む。菌と共存する菌従属栄養植物(腐生植物)。絶滅危惧Ⅱ類。滅多にお目にかかれません。常緑林内に生育します。