野草の季節はずれの開花 [植物観察]
冬だというのに、春~夏咲くはずの野草が舎人公園で開花していました。開花は12月ころから見られ現在(2月11日)も咲き続けています。場所はゆうひの丘の南斜面です。北斜面では見られません。陽だまり効果でしょうか。
咲いていたのは、ホトケノザ(図鑑の開花時期:3~6月)、ノゲシ(同4~7月)、オオイヌノフグリ(同3~5月)、ノボロギク(同5~8月)、カントウタンポポ(同3~5月)、ナズナ(同3~6月)です。ノボロギクの開花は通年とする例はありました。
現在、足立区の野草図鑑を作成中ですが、開花時期で悩まされています。陽だまりなど比較的暖かい場所では、多くの種で通年開花が見られます。地球温暖化も影響しているかもしれません。
ホトケノザ:広い面積で満開です
ノゲシ:1月下旬頃から咲き始めました
オオイヌノフグリ:陽だまり以外でも咲いています
ノボロギク:足立区では通年開花すると思われます
カントウタンポポ:舎人公園には結構多く本種が見られます
ナズナ:ところどころで見られました。
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