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比較的珍しい身近な花・植物 [植物観察]

比較的珍しい身近な花・植物

読売・日本テレビ文化センター北千住の講座“花とみどりをもっと知ろう”が都立木場公園で開催されました。この公園は、多くの外来植物(野草)が見られることで有名です。舎人公園にもミニ野草見本園が開設され、沢山の野草を観察することができます。今回は、身近で、注意すると見られる可能性のある花など、木場公園で撮影したものを紹介させていただきました。写真に説明をつけました。どうぞ、目を通して下さい。

なお、本講座は月一回(第二水曜日)のペースで開催され、約7年間継続しております。ご希望の方は、読売・日本テレビ文化センター北千住(電話03-3870-2061)にお問い合わせ下さい。

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植物観察講座の風景:綿引講師(左から2番目)が説明中

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アカバナアベリア(アベリアエドワードゴーチャ):スイカズラ科
アベリアの園芸種で最近人気が高い。時々見かけます。
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ハナザクロ:ザクロの園芸種で八重咲き。白花もある。オシベは花びらに変
化したため結実しない。
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セイヨウワサビ、ワサビダイコン、ウマワサビなど多くの呼び名がある。
本ワサビ(水ワサビ)に対しヤマワサビ、オカワサビなどと呼ぶ。粉ワサ
ビの原料。大根でも辛いものがあるが、本種の根は一段と辛い。葉はギ
シギシに似ているが、花は大根の花で分かる。舎人公園に自生地あり。
手前の赤い花はムシトリナデシコ。
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ムシトリナデシコ:ナデシコ科の1-2年で野生化している。花の直ぐ下の茎
(写真茶色部分)に粘液が蓄積されており、手で触るとねばづく。虫はくっつ
いても植物は食べない(食虫植物ではない)。舎人公園にも現在沢山咲いて
います。
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オオマツヨイグサ:アカバナ科の2年草で草も花も大形。最近、メマツヨイグ
サにおされめっきり少なくなってきました。舎人公園には、メマツヨイグサ、
コマツヨイグサがほとんど。マツヨイグサは最近入手。これらは皆夕方咲き始め
昼間しぼむ。
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ヒメマツヨイグサ:マツヨイグサを小さくした感じ。珍しいです。
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ヒメスイバ:スイバ(スカンポ)を小さくした感じで、スイバと同じく茎にシュウ
酸を含んでいるので、かじると甘酸っぱく共に雌雄異株。
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キバナニワゼキショウ:アヤメ科の多年草。別種にニワゼキショウ、ルリニワ
ゼキショウがある。果実(さく果)は丸い(写真)。

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