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リギダマツの不思議 [植物観察]

リギダマツの不思議

リギダマツ(リキダマツ) マツ科マツ属、学名 Pinus rigida Mill 英名 : Pitch pine.北米大西洋沿岸原産で、 直立した幹は15~25mになります。

葉はテーダマツ、ダイオウショウと同じく3本束生(3針葉)です。球果はとげをもち、翌年の秋に成熟し10~12年もの間、枝上に残るのでやたらと松毬が目立つ変わり者です。

下にリギダマツの幹から葉が叢生している様子を写真でお見せします。複数の固体で同様の現象が見られました。

リギダマツは恒例の講座“花と緑をもっと知ろう”が9月8日都立野川公園で開催された観会での出会いです。

リギダマツの幹から葉が叢生することは、珍しくないようですが、多くの種のマツを見てきましたが、このような現象を見たのは始めてでした。

都立野川公園は、大木が林立していて、散歩に適し、野川沿いの自然観察園では野草の観察に向くようです。ホタルの観察もできます。また、カタクリ(の山)、ハエドクソウ、ウバユリ、ヤマユリ、アキノタムラソウ、キツネノカミソリなども観察できます。

今回は大雨のため、十分な観察は出来ませんでしたが、サービスセンタター前にクスノキの巨木が聳え立っていました。エノキ(大木)の樹姿が左右対称で整っており、自然の大盆栽という感じでした。ヤマボウシの大木の下に果実が落ちていたので賞味させていただきましたが、エノキ・ムクノキの実以上の甘味が感じられました。

リギダマツ:3葉.jpg

 リギダマツの幹から葉が叢生している様子

大クスノキ:野川.jpg

クスノキの巨木:幹周り約4メートル。

因みに全国巨木トップは鹿児島県姶良郡蒲生町八幡神社の

クスノキ(24、22メートル、蒲生の大クス)。

野川公園.jpg

大雨のため、室内の見学が好評でした。


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